スポンサードリンク
ProMax miniSDカードというものがあります。
このカードはATP社で開発されたSDカードです。
スポンサードリンク
いまのところ世界最速といわれているProMax miniSDカードのデータ転送速度22.5MB/秒です。
ATP社は、1991年にアメリカのカリフォルニア州で設立されたメモリー製造に特化したメーカーです。
このカードの用途もSDカードと同じです。
カード内部の形状は、SIP方式を用いています。この方式はATP社のフラッシュカード製品に多く採用されています。
SIPとはSystem-in-Packageの略で、ATP社が開発した方式です。
この方式の大きな特徴は特殊モールドを使用していることです。
基板の上にある部品を特殊モールドで保護することにより、水やほこり、衝撃などに対抗することができます。
また、特殊モールドで保護されているため、静電気などに対抗することもできます。
加えて、作動可能な温度の範囲を広げることにも一役買っています。
容量の種類としては128MB、256MB、512MB、1GB、2GBがあります。
書込み防止スイッチを標準装備しているため、誤操作でデータが上書きされることを防止してくれます。
カードの抜き差し回数については、20,000回行ったとしても壊れないようにできています。
データ保存期間について、10年間は確実に保存できるようです。
著作権の保護に関しては、SDMIという規格に基づいて設計されています。
【豆知識】
SDカードは東芝と松下電器、SanDiskが共同で提唱したメモリーカードの規格のひとつです。
正確には『SDメモリーカード』といいます。フラッシュメモリに属するメモリーカードです。
デジタルカメラ、携帯電話などの携帯機器やテレビなどの家電機器まで幅広く利用されています。
基本的にはマルチメディアカード(MMC)というメモリーカードを発展させ、著作権保護機能を搭載したものとなっている。SD(Secure Digital)の名称は、この著作権保護機能からきています。そのため、両者の大きさはほぼ同一のものとなっています。(SDカードは32mm(H)x24mm(W)x2.1mm(D)、MMCは32mm(H)x24mm(W)x1.5mm(D))。SDカードが使用できる機器はMMCも使用できることがほとんどです。厚さが異なっているのでMMC用の機器でSDカードを使うことはできません。
スポンサードリンク