SDカード SDカードのSDIO規格とは?

SDカードのはなし

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SDカードのSDIO規格とは?

SDIO規格というものがあります。
SDカードはメモリカードの規格の一種ですが、このSDカードと同じインターフェースを利用するための規格です。

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SDカードと同じようにデータを入れたりすることや、出したりすることが可能である周辺機器の規格のことです。
つまり拡張カードに利用する時にSDカードと同じ端子を使えるようにするためのものです。
差込口であるカードスロットはSDIOスロットと呼び、拡張カードのことはSDIOカード呼びます。

SDIO規格に基づいて作られたカード型の機器は、一般的にSDIOカードと呼ばれています。
SDカードの主たる用途はデータを記録することですが、SDIOカードを追加利用することで、データ記録に加えて様々な機能を利用することができます。
追加利用できる機能はSDIOカードの種類によって異なってきます。
例としてはGPSシステム、PHSなどを用いた無線通信機能、ワンセグチューナー、などを挙げることができます。
SDカードスロットを様々な場面で使用することで、カメラ、Wireless LANなど、より多くの機能を利用することができます。

SDIOカードにおけるスロットに差し込む部分のインターフェースは、SDカードと同じものであればいいようです。
その他の部分はどのような形をしていてもいいようですが、カードスロットがSDIOの規格に準じていない場合は、SDIOを利用することはできません。
SDIO機器の大きさは非常に小さいことが多いので、主としてPDA端末に接続されて使用されることが多いようです。

【豆知識】
SDカードは東芝と松下電器、SanDiskが共同で提唱したメモリーカードの規格のひとつです。
正確には『SDメモリーカード』といいます。フラッシュメモリに属するメモリーカードです。
デジタルカメラ、携帯電話などの携帯機器やテレビなどの家電機器まで幅広く利用されています。
基本的にはマルチメディアカード(MMC)というメモリーカードを発展させ、著作権保護機能を搭載したものとなっている。SD(Secure Digital)の名称は、この著作権保護機能からきています。そのため、両者の大きさはほぼ同一のものとなっています。(SDカードは32mm(H)x24mm(W)x2.1mm(D)、MMCは32mm(H)x24mm(W)x1.5mm(D))。SDカードが使用できる機器はMMCも使用できることがほとんどです。厚さが異なっているのでMMC用の機器でSDカードを使うことはできません。

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