SDカード SDカードのSD−Audio規格とは?

SDカードのはなし

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SDカードのSD−Audio規格とは?

SD−Audio規格というSDカードの応用規格があります。
SD−Audio規格とは、格納フォーマットに関する規格です。

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そして、その規格は音楽のデータを記録する時や、その音楽を再生する時に利用されます。
この規の大きな特徴は、音楽データの著作権に関する保護に配慮している点です。

SDカード内に音楽データを格納する時があります。
その際に選択できる圧縮方式はAAC、WMA、MP3のいずれかとなります。
音楽データを変換してファイルを作成します。そしてそのファイルを暗号化することによってSD−Audio形式とします。

著作権保護はCPRMともいいます。
CPRMはContent Protection for Recordable Mediaの略です。

著作権保護に対応していれば、インターネットから購入した(ダウンロードした)音楽データを聞くことができます。
もちろんこの場合は、SD−Audio形式によってSDカードに記録できるものに限られます。
SDカードのアプリケーションに関する規格は他にもありますが、SD−Audioが最初に作られました。
この規格が作られる前までは、音楽データの著作権が保護されていませんでした。
そのため、アメリカの音楽に関わる人たちが中心になって、著作権保護に関する規格を作る団体が設立されました。
そして、その団体が制定したものが、SD−Audioという規格です。

SD−Audio規格のファイルフォーマットはMP3のような圧縮形式ではありません。

【豆知識】
SDカードは東芝と松下電器、SanDiskが共同で提唱したメモリーカードの規格のひとつです。
正確には『SDメモリーカード』といいます。フラッシュメモリに属するメモリーカードです。
デジタルカメラ、携帯電話などの携帯機器やテレビなどの家電機器まで幅広く利用されています。
基本的にはマルチメディアカード(MMC)というメモリーカードを発展させ、著作権保護機能を搭載したものとなっている。SD(Secure Digital)の名称は、この著作権保護機能からきています。そのため、両者の大きさはほぼ同一のものとなっています。(SDカードは32mm(H)x24mm(W)x2.1mm(D)、MMCは32mm(H)x24mm(W)x1.5mm(D))。SDカードが使用できる機器はMMCも使用できることがほとんどです。厚さが異なっているのでMMC用の機器でSDカードを使うことはできません。

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